暑い日の養生料理

- update更新日 : 2023年08月28日
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連日30度以上の猛暑の中、体が溶けてしまうのではないかと恐怖を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

汗だらだらで、ただただ暑さに耐える毎日ですか?                 危険ですよ、ほったらかしは…

なぜか?

汗をかいたら水分を補給すればとりあえず体は潤うので回復します。ただ、この時同時に気も体から漏れ出てしまっています。

「気」が体から出ていくとは、体力を消耗していると考えます。この状態が続くと、暑さが落ち着いた秋になり、尋常ではない疲労、食欲不振、風邪をひきやすい等に悩まされます。なので気も補給しなければいけないのですが、安心してください!気は食事で補給できます。

東洋医学では「気」はとても大切に考えられています。目には見えないものなのに?と思いがちですが、実は「気」にはたくさんの働きがあるんですよ!         「気」については次回詳しくお話していきましょう。

と、いうことで、「夏バテ対策!冬瓜料理でまだまだ暑い日を乗り切ろう!!」レシピを紹介します。

え?? 夏なのに冬瓜??                            収穫は夏ですが、冬瓜は常温で3か月ほど保存でき、「冬までもつ瓜」で冬瓜と名前が付いたそうです。冬瓜には体の余分な熱をとる働きがあります。

鶏肉には気を補う働きがあります。

【材料】

冬瓜1個、鶏もも肉2枚、油大さじ1、水400ml、醤油大さじ2、だし醤油大さじ2、みりん大さじ2,はちみつ大さじ1、片栗粉大さじ3(大さじ2の水で溶く)

【ざっくりな作り方】

①鶏もも肉を油を入れて熱したフライパン(中火)で両面2分ずつ焼く。        ②圧力鍋に、皮をむいて食べやすい大きさに切った冬瓜、1口大に切った鶏もも肉、水、片栗粉以外の調味料を入れ、中火で10分、弱火で5分煮る。                ③圧力鍋の蓋を開けられるようになったら(圧が下がったら)水で溶いた片栗粉を入れ、蓋は閉めずに中火にかけ、ふつふつしたら完成。

冷やして食べても美味しいですが、あえて熱々でいただきましょう。だるさが飛びます!