東洋医学、基本の「気」
夏の異常な暑さ疲れでしょうか…うっかり足を滑らせ階段から落ちました((+_+)) なかなか打ち身のあざが消えない座間ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
なぜ、こんな恥ずかしい話を公の場でお話しするのか… 前回、「気」について少しふれましたが、そこに関係してきます。 と、いうことで、今日は東洋医学の「気」についてお話していきましょう。
「気」は目には見えないものですが、東洋医学において「気」はとても重要なポジションにいます。「気」の考え方は非常に複雑なので考え込むと迷宮入りします。ここでは簡単に6種類の気の働きを紹介します。
(1)推動作用 血液、リンパなどを推し動かす。巡りをよくする。
(2)温煦作用 体を温める。
(3)防衛作用 人体に有害なものの侵入を防ぐ。バリア機能。
(4)固摂作用 体の中の大事な機能が外に漏れ出ないよう守る。
(5)気化作用 もとにあるものを別の何かに作りかえる。気が充実する。
(6)営養作用 体に栄養を与え、健康を保つ。
むくみ、冷え性、風邪をひきやすい、尿漏れ、生理の出血がダラダラと続く、などでお悩みの方、実は「気」が体の中で不足しているのかもしれません。
冒頭でお話しした、あざがなかなか消えないは推動作用が弱いことで、打ち身により血管から漏れ出た血液が停滞し続けて起こった状態になります。 そこで、気化作用を利用して作った調味料「玉ねぎ麹」で停滞した血液を巡らせ、打ち身を回復させます!
余談ですが、停滞しているものを巡らせる、ということは...
シミにも効果あるんじゃないか!?
という嬉しい期待に繋がります。
【材料】米麹100g、塩45g、玉ねぎ300g(皮をむいた状態)
【作り方】 ①玉ねぎをフードプロセッサーで細かいみじん切り(少し粗いピューレ状)にする。 ②麹と塩を手でしっかり混ぜ合わせる。 ③ヨーグルトメーカーの専用容器に①、②を入れよく混ぜ、60℃、8時間でセット。
出来上がった玉ねぎ麹を専用容器から消毒した瓶に移して完成! 唐揚げ、カレー、スープ、ドレッシング…さまざまな料理の調味料に使ってみようと思います♪